常陸太田市の蕎麦フェスティバルに司会で呼んでもらいました!台風19号の爪あとが残る常陸太田市でしたが、元気なら経済を回すのが大事。盛況で良かったです。募金もさせていただきました

ゴミ問題を笑いに

ここまでだと、食えない芸人がアルバイトを始めた話で終わってしまうんですが、滝沢さん、そのお仕事の中で気づいたことをツイッターに投稿すると、またたくまにたくさんの「いいね!」がつきバズったんです。

同じ事務所の有吉弘行さんがリツイートしてくださった事もあるかもしれませんが、滝沢さんのゴミあるあるは、やっぱり、ちゃんとネタになっていて、かと言って盛っているわけではなく、視点や角度、センスなんでしょうね。いつの日からか、滝沢さんのゴミあるあるのつぶやきをわたしも心待ちにしていいました。

そんな滝沢さんのつぶやきがまとまって「このゴミは収集できません」という本になると、これまでに3冊もの本を出版することになり大ヒット! さまざまな講演会も、企業や省庁からも呼ばれる人気講師になっています。

そんな滝沢さんの経緯がこちらの記事にまとまっています。
https://career-ocean.com/ikikata-hatarakikata/interview-takizawa

滝沢さんのすごいところは、めちゃくちゃ真面目な社会問題を、どう笑いに変えて訴えられるかを常に考えているところです! 有識者が参加するような、真面目な講演でも、果敢に笑いをとりに行く姿をいつか拝見しにいきたいものです。

そんな滝沢さん、ゴミ清掃のバイトをされている他の芸人さんをレギュラーに毎月、「ゴミトーーーク」というお笑いライブをされているわけですが、今回、災害ごみもテーマにされていたので、防災芸人の赤プルをゲストで呼んでいただいたのです。

過日の台風19号での災害ごみが、東京でもたくさんあった事を、私はこのライブで知りました。このゴミたちがどのように回収され、最終的にどこに処理されていくのかー。初めてそこまで考えさせてもらいました。

社会が抱えるゴミ問題は根深いです!

滝沢さんは食品ロスや、容器包装なども勉強されているようです。

私は、もともと片付けが好きで、整理収納アドバイザーという資格も持っているのですが、「モノの持ち方」というところで共通点があり、時間が許せばもっともっと話したい、1時間半のライブでは物足りないなぁ〜と感じてしまいました!

とここで、気づいたのですが、自分が楽しくなって、ヒートアップしてしまっては、お客様が疲れてしまいます!(メモをとりながら熱心に聞いてくださった方もいますが)。なので物足りないくらいがちょうどいいんだろうなと思いますし、

10年のブランクがあると思えない、パンプキンさんの軽快なトークに、芸人達も大爆笑!

同じくゲストで来られていた、元芸人さんで、芸人時代清掃員のバイトをされていた小川パンプキンさんは、当時のゴミ清掃員あるあるエピソードトークがめちゃくちゃ面白く、会場を爆笑の渦に巻き込んでいて、さすがだなぁと思いました。

バイト初日に車から降りた瞬間に足首を負傷してしまったり、ゴミを拾う瞬間、ふくらはぎの強烈な痛みに、かまいたちにやられたと感じながらも必死に働き、その後医者に行くと肉離れと判断され、清掃員さんたち(芸人でない人たち)に「使えないやばいやつが入った」とうわさされたり。その後、その仕事のために走って体を鍛えたり。それにより「あいつやるな!」と評価が上がった話まで。

小川パンプキンさんはただ今、塾の講師をされながら、税理士を目指してもっぱら勉強中のようですが、ここにも元芸人の根性を感じますし、滝沢さんが話す社会問題にも、真面目な答えを提案できる、優秀な頭脳に感動しました。

私は横でゲラゲラ聞きながら、もっと防災の話を笑いで伝えられたらいいなぁと勉強させてもらい、色々な課題が見えてきました。こんな風に、専門家の方々だけでなく、様々な分野の方達が、色々な意見をぶつけて合う事ができる場がもっとあったらいいなぁと単純に思ったりもしました。