ひょうごボランタリープラザは、以下の点を重点に取り組んでいます。この取り組みを、熊本支援にいかしたいと思っています。

第1に、災害時に迅速かつ的確に対応するためにも、日常時の市民活動のすそ野を広げる、多様な団体と日常的な関係性を構築しておくことに努めています。今回の熊本地震では、この日常時の取り組みを生かした形で支援を展開するすることを企図して、神戸まち研やしゃらく、シミンズシーズ、こみサポなどのNPO、コープこうべやJCといった市民団体、神戸大学のボランテイア室、社会福祉協議会、防災士会などと一緒にボランテイアバスを出しました。

第2に、民間企業と連携して支援文化を広げてゆくことに努めています。ボランテイア割引制度の運動はその代表例です。旅館組合との割引制度の協定を先日結びました。ライオンズクラブさんとはボラバス支援の協定を今度の日曜日に結びます。その企業との連携の一つが、イーライリリー社とのコラボです。若者が熊本支援活動をするのを支援します。なおボラ割に関しては、神戸から大分にフェリーでゆくことを考えて、ボランテイアのフェリーの割引をお願いしています。

第3に、若者のボランテイア活動を育んでゆくことです。熊本地震についても、「若者被災地応援プロジェクト事業」を実施します。その資金を、イーライリリー社の支援金を活用させていただきます。