ひょうごボランタリープラザ【熊本地震】(4月22日のFBより)

室﨑 益輝
神戸大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、兵庫県立大学防災教育研究センター長、ひょうごボランタリープラザ所長、海外災害援助市民センター副代表
2016/04/22
室﨑先生のふぇいすぶっく
室﨑 益輝
神戸大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、兵庫県立大学防災教育研究センター長、ひょうごボランタリープラザ所長、海外災害援助市民センター副代表
ひょうごボランタリープラザは、以下の点を重点に取り組んでいます。この取り組みを、熊本支援にいかしたいと思っています。
第1に、災害時に迅速かつ的確に対応するためにも、日常時の市民活動のすそ野を広げる、多様な団体と日常的な関係性を構築しておくことに努めています。今回の熊本地震では、この日常時の取り組みを生かした形で支援を展開するすることを企図して、神戸まち研やしゃらく、シミンズシーズ、こみサポなどのNPO、コープこうべやJCといった市民団体、神戸大学のボランテイア室、社会福祉協議会、防災士会などと一緒にボランテイアバスを出しました。
第2に、民間企業と連携して支援文化を広げてゆくことに努めています。ボランテイア割引制度の運動はその代表例です。旅館組合との割引制度の協定を先日結びました。ライオンズクラブさんとはボラバス支援の協定を今度の日曜日に結びます。その企業との連携の一つが、イーライリリー社とのコラボです。若者が熊本支援活動をするのを支援します。なおボラ割に関しては、神戸から大分にフェリーでゆくことを考えて、ボランテイアのフェリーの割引をお願いしています。
第3に、若者のボランテイア活動を育んでゆくことです。熊本地震についても、「若者被災地応援プロジェクト事業」を実施します。その資金を、イーライリリー社の支援金を活用させていただきます。
室﨑先生のふぇいすぶっくの他の記事
おすすめ記事
防災教育を劇的に変える5つのポイント教え方には法則がある!
緊急時に的確な判断と行動を可能にするため、不可欠なのが教育と研修だ。リスクマネジメントやBCMに関連する基本的な知識やスキル習得のために、一般的な授業形式からグループ討議、シミュレーション訓練など多種多様な方法が導入されている。しかし、本当に効果的な「学び」はどのように組み立てるべきなのか。教育工学を専門とする東北学院大学教授の稲垣忠氏に聞いた。
2025/04/10
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/08
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/04/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方