全国にこうした取り組みが広がることを願って(ボランティアについて)【熊本地震】(5月30日のFBより)
「熊本地震ひょうご若者被災地応援プロジェクト」が正式にスタートしました
室﨑 益輝
神戸大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、兵庫県立大学防災教育研究センター長、ひょうごボランタリープラザ所長、海外災害援助市民センター副代表
2016/05/30
室﨑先生のふぇいすぶっく
室﨑 益輝
神戸大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、兵庫県立大学防災教育研究センター長、ひょうごボランタリープラザ所長、海外災害援助市民センター副代表
兵庫県限定のニュースで申し訳ありません。全国にこうした取り組みが広がることを願って、皆さんにお知らせします。
「熊本地震ひょうご若者被災地応援プロジェクト」が正式にスタートしました。昨日は、この事業の内容が兵庫県知事から公表されました。同時に、ひょうごボランタリープラザのホームページにもアップされ、公募が始まりました。
熊本支援に出かける若者の5名以上のグループを対象として、上限20万円の財政支援を実施します。新幹線のグリーン車などの贅沢な支出は認められませんが、旅費、宿泊費、活動費など支援に欠かせない費用が、領収書さえあれば認められます。
多くの若者が、この事業を使って熊本の支援に、初心者であっても積極的に参加してくれることを、願っています。なお、詳しくは、ひょうごボランタリープラザのホームページを参照ください。
□ひょうごボランタリープラザHP
(了)
室﨑先生のふぇいすぶっくの他の記事
おすすめ記事
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方