2025/01/26
防災・危機管理ニュース
元タレントの中居正広さん(52)と女性とのトラブルを巡り、フジテレビの港浩一社長ら一部経営陣が2023年6月のトラブル発生直後に事態を把握しながら、社内のコンプライアンス(法令順守)部門と情報を共有していなかったことが、26日までに分かった。フジは27日に改めて臨時取締役会と記者会見を開く予定で、こうした危機管理意識の在り方も含め、一連の問題に対するトップらの経営責任が問われそうだ。
フジのコンプライアンス担当の社員は23日に開かれた社員向け説明会で、中居さんのトラブルを初めて知ったのは週刊誌で報道される直前の昨年12月中旬だったことを明かした。同社員は「(経営陣から)報告や相談は一切なかった。週刊誌記者から聞き、衝撃的だった。何でこんなことが1年半も放置されてきたのか」と訴え、港社長を厳しく問い詰める場面もあった。
フジテレビ副会長で、日本民間放送連盟の遠藤龍之介会長も23日の定例会見で、週刊誌記者から昨年12月中旬、取材を受けて初めて知ったと明かし、「トラブル前後の内容を聞き、非常にショックを受けた」と語った。
港社長は17日記者会見し、「他者に知られず復帰したいという女性の意向を受け、心身の回復とプライバシー保護を最優先に、会社として秘匿性の高い事案として判断した」などと説明していた。
〔写真説明〕フジ・メディア・ホールディングス(HD)の本社
(ニュース提供元:時事通信社)

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