世界保健機関(WHO)は8日、2024年10月24日から12月5日までの間に、コンゴ民主共和国クワンゴ州のパンジ保健区域で、発熱、頭痛、咳、鼻水、体の痛みなどの症状を伴う診断未確定の疾患の症例が406件記録されたと発表した。重症例はすべて重度の栄養失調であると報告されている。症例のうち31件の死亡が登録されているとした。WHOによれば、コンゴ民主共和国の保健当局が原因を突き止めるため、さらなる調査を行うのを支援するため専門家を派遣した。原因を突き止めるため、臨床検査が行われている。