2024/11/12
防災・危機管理ニュース
四国電力送配電(高松市)は12日、9日夜の大規模停電について、四国と本州を結ぶ送電線の調整を巡り、関西電力送配電(大阪市)との連携ミスが生じたことが原因だったと発表した。四国電力送配電の高畑浩二副社長は高松市で記者会見し、「ご迷惑をおかけしたことをおわびする」と陳謝。今後調査結果を経済産業省に報告する。
同社によると、四国と本州を結ぶ送電線は2系統4回線あるが、トラブルなどで1回線だけとなったため、停止中の別の1回線の復旧作業に着手。電気の流れと周波数を調整する際、関西電力送配電との連携ミスで本州側への電気の流れが急増し、需給バランスが崩れて自動停止装置が作動したという。
停電は9日午後8時20分ごろ発生。最大で四国4県の約36万5000戸に及び、同9時50分ごろ復旧した。
〔写真説明〕四国電力送配電のロゴ(資料写真)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 大規模停電
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/12
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方