東北電力は11日、東日本大震災以来13年ぶりの再稼働後、計測器トラブルで停止させた女川原発2号機(宮城県)について、計測器のケーブルを原子炉内に送り込むための案内管接続部が外れたことが原因だったと発表した。ナットの締め付け不足があったとみられ、締め付け方法を見直し、確実に固定されているか確認作業を実施する。原子炉を再び起動する時期や発電再開時期は未定としている。 
〔写真説明〕原子炉を停止した東北電力女川原発2号機について説明する同社の青木宏昭原子力部長=11日午後、仙台市青葉区

(ニュース提供元:時事通信社)