2024/11/06
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】米大統領選でトランプ前大統領が当選を確実にすると、欧州では各国首脳が次々と祝意を表明した。だが、投票前はウクライナ支援や脱炭素で国際協調を期待できるハリス副大統領への支持が圧倒的で、各国は「米国第一主義」に振り回され続ける「悪夢」(欧州メディア)の再来に身構えている。
ドイツのショルツ首相は記者団に「(米欧は)一緒の方がいい。対立するより力を合わせた方が多くのことを達成できる」と述べた。今年の先進7カ国(G7)議長国を務めるイタリアのメローニ首相は「イタリアと米国の戦略的な関係が、一段と強化されると確信している」と期待を示した。
ただ、トランプ氏は1期目、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」を離脱するなど、欧州とたびたび対立。再登板後にウクライナ支援への消極姿勢を貫けば、欧州の負担は一気に高まり、窮地に立たされる。
(ニュース提供元:時事通信社)
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