関西電力は24日、国内の稼働原発で最も古く、11月に運転開始から50年を迎える高浜原発1号機(福井県高浜町)について、来年6月施行の「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に基づく長期施設管理計画を原子力規制委員会に提出した。
 1号機は16日、規制委から現行制度に基づく50年超運転の認可を得ていたが、GX電源法施行後の運転継続には長期施設管理計画の認可も必要となる。
 計画は同法が施行される来年6月6日から、運転開始60年目を迎える前日の2034年11月13日までの期間が対象。施設の点検や劣化評価の方法、発電所で使用している部品の製造中止に関する情報の管理方針などをまとめた。 

(ニュース提供元:時事通信社)