【ニューデリー時事】パキスタン南西部バルチスタン州で10日夜から11日未明にかけ、小規模な炭鉱が武装集団の襲撃を受け、労働者少なくとも20人が死亡、7人が負傷した。当局がテロとみて捜査している。地元メディアが伝えた。
 襲撃犯は労働者を1カ所に集め発砲し、作業に用いる機械に火も放った。地元警察幹部はAFP通信に対し、襲撃犯は「ロケットランチャーや手りゅう弾を持っていた」と語った。資源が豊富な同州では分離独立を掲げる過激派「バルチ解放軍(BLA)」が政府による資源の独占に反対し、テロをたびたび起こしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)