東海道新幹線は30日、台風10号の接近に伴う静岡県内の大雨の影響で、始発から全線で運転を見合わせた。午前10時ごろ、名古屋―新大阪間の運転を再開したが、東京―名古屋間は終日運休が決まった。
 JR東海は当初、三島―名古屋間のみで計画運休を実施する予定だった。31日は同区間の運転を終日取りやめ、東京―三島、名古屋―新大阪間は大幅に本数を減らして運転する予定だが、長時間の見合わせが発生する可能性があるという。
 山陽新幹線は広島―博多間で始発から運休し、新大阪―広島間で1時間当たり上下各2本程度運転。九州新幹線は博多―鹿児島中央の全線で運休した。
 空の便では、日本航空と全日空が30日に九州や中国地方などを発着する計633便の欠航を決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)