高市早苗経済安全保障担当相は30日の閣議後記者会見で、能登半島地震を受けて2025年大阪・関西万博の延期や縮小の検討を岸田文雄首相に進言したことについて、「復旧、復興に絶対に支障が生じることのないようにという思いがあった。首相の決定に従うとも伝えている」と明らかにした。
 高市氏は、16日に進言した後、首相から26日に「被災地復旧には支障が出ないように配慮する」との電話があったと説明。「16日にも、26日にも首相の決定には従う旨をお伝えした」と述べた。進言については「閣僚としては所管外であり、あくまでも一議員としてアポイントメントを取った」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)