24日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円近辺に下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退を背景に、米長期金利が上昇。日銀の植田和男総裁が前日の記者会見で、マイナス金利を解除する場合について「極めて緩和的な金融環境が当面続く」と述べたこともあり、日米金利差の拡大が意識されて円売り・ドル買いが優勢となっている。午前11時現在は148円01~02銭と前日比42銭の円安・ドル高。 

(ニュース提供元:時事通信社)