22日の東京株式市場は、前週末の米国株を好感した買いが広がった。日経平均株価は一時3万6500円台まで上昇し、17日に付けた取引時間中の昨年来高値を上回ってバブル経済期の1990年2月以来の高水準となった。午前の終値は前週末比412円29銭高の3万6375円56銭。
 19日の米国株式市場では、人工知能(AI)の利用拡大による収益上振れ期待からハイテク株中心に値上がりした。これを受けて東京市場も朝から半導体関連株などが買われ、日経平均を押し上げた。 
〔写真説明〕上昇した日経平均株価を示すモニター=22日午前、東京都中央区

(ニュース提供元:時事通信社)