災害時等の非常時用電源としても活用できる

日産自動車は、電気自動車「日産リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源「ポータブルバッテリー from LEAF」を販売する。JVCケンウッドフォーアールエナジーと共同開発したもの。全国の日産自動車の販売店舗で販売するほか、JVCケンウッドも同様の製品を今年中に発売する予定。

新製品は、グローバルで累計65万台以上を販売している「日産リーフ」で使用されたバッテリーを再利用して開発したもので、車載バッテリーとしての使用後も高い残存性能と安全性を持つ。摂氏マイナス20度~60度の環境において車内での使用・保管が可能なほか、自己放電が少なく長期保管が可能なことから、災害時等の非常時用電源としても活用できる。約2000回の繰り返し充電が可能。

今回の共同開発では、日産が製品の企画立案と車載環境での使用を実現するためのノウハウの提供、JVCケンウッドが使用済みバッテリーの再利用に最適化した設計による製品化・生産、フォーアールエナジーが「リーフ」のバッテリーの二次利用のための開発とポータブル電源用に最適化されたバッテリーの供給を行っている。

日産自動車が販売する「ポータブルバッテリー from LEAF」(IPB-01N)は、全国希望小売価格が17万500円(税込)。JVCケンウッドが販売する「ポータブル電源」(IPB-01G)はオープン価格。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部