DRオプションを利用することで、大規模災害にも継続利用できるようになる。

情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」を用いたセキュアFATソリューション「ZENMU Virtual Drive」を展開するZenmuTech(ゼンムテック)は、企業における災害時の業務継続管理と事業継続性の向上を支援するため、大規模災害時にもZENMU Virtual Driveを継続して利用できる「ZENMU Virtual Drive ディザスタリカバリ オプション」(DRオプション)を提供する。ZENMU Virtual Driveの新バージョン2.1から対応を開始する。

ZENMU Virtual Driveは、同社独自の秘密分散技術でPC内のデータを無意味化して分割し、PC内とクラウド(AWS)またはスマートフォン等に別々に分散管理するセキュアFATソリューション。未接続の状態ではデータが復元されず、また管理者が遠隔でロックすることでPC内へのデータアクセスも不能な状態になるため、PCからの情報漏えいリスクが低減される。クラウド基盤によるサービスのため、サーバーの新規購入や設計・構築等は一切不要。また、PC上のリソースを利用するため、ネットワークの影響を受けずにスムーズな操作が可能という。

同ソリューションのクラウドサービスは、AWS東京リージョンでマルチアベイラビリティゾーン(マルチAZ)構成を利用することで冗長化。バージョン2.1では、クラウドサービスへのアクセスを特定のIPアドレスに限定する機能を追加している。

新たなDRオプションでは、クラウドサービスにおいてAWS東京リージョン全体が障害によって稼働不能と判断された場合に、事前にリプリケートされたAWS大阪リージョンへの切り替えを行い、ユーザーの接続先を大阪リージョンに振り向けて継続的利用を可能にする。ユーザー側の切り替え操作は一切要求されない。

DRオプションの契約は企業単位で、初期費用は200万円(税別)、価格はライセンスに応じて設定する。顧客個別環境(本番外)でのリハーサル実施の費用(任意)は300万円(税別)。

プレスリリース

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com 編集部