全国9000か所の河川ライブカメラの様子をリアルタイムで更新する

ウェザーニューズは、お天気アプリ「ウェザーニュース」を法人専用にカスタマイズした「ウェザーニュース for business」において、全国約2,700のダムに対応したダム管理業務専用サービスを提供する。降水現象の激甚化により、洪水調整機能としての役割も重要視されるダム管理業務での気象情報のニーズに応え、ダムの放流と職員体制の判断を支援するもの。

同サービスでは、ダム専用の気象情報が確認できる。あらかじめ設定した範囲に降る雨量を平均した「流域平均雨量」や、雨の降りだしから流域平均雨量を積算した「累加雨量」について、1時間毎72時間先まで予測する。また、降水量の予測からリスクを3段階で判定し、リスクの変化をプッシュ通知で伝える。

同サービスでは、全国9,000カ所の河川ライブカメラや、6,000カ所以上の河川水位がグラフで確認でき、氾濫の危険がある際に発表される洪水予報の発表状況をマップ上でひと目で把握できる。オプションで、雨量・風向・風速・気温などの気象要素を1分毎に観測する高性能な気象IoTセンサー「ソラテナ」をダム周辺に設置し、降水量の確認や屋外作業の熱中症対策として気温の把握のために活用することも可能。個人の有料会員向けに提供している30時間先までの雨雲レーダーや台風の影響予測なども利用できる。

そのほか、同サービスでは、PC版の専用ウェブサイトも用意しており、予測値をエクセル形式でダウンロードして流入量予測のデータとして利用することもできる。

同社は、9月末まで、ダム管理に関わる法人からの申し込みを対象として、ダム管理業務向け「ウェザーニュース for business」の2カ月間無償トライアルを提供する。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部