バイオマス樹脂などで製造時のCO2を59%削減

まいにちは、「環境配慮型」災害用トイレの第1弾として、災害用トイレ100回分に、既存の便座にセットする濡れ防止受け袋1枚が入った「マイレットECO 101」を展開する。バイオマスプラスチックの配合率を60%に高めた排便袋・受け袋によって石油原料を抑え、製造時の二酸化炭素排出量を約59%削減した。大型の外袋にはリサイクル原料を80%使用する。河本総合防災との共同開発で、まいにちが製造元、河本総合防災が発売元となる。

災害用トイレは、水を使わずに、既存のトイレ等で安心・安全にトイレ処理が可能。既存の便座に濡れ防止受け袋と排便袋をかけ、排泄後に抗菌性凝固剤を振り掛けて固めれば、後は可燃ごみとして簡単に処分できる。抗菌・消臭に優れ、汚物を長期保管しなければいけない場合の衛生問題を改善する。

同製品では、取扱説明書と外袋に適切な森林管理のFSC認証を受けた原材料、再生可能な植物油を含むインキを使用するほか、梱包箱のサイズの高さを従来製品に比べて1センチメートル低く抑え、備蓄のしやすさにも配慮。10年間の保存が可能。価格は2万350円(税込)。

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リスク対策.com 編集部