2023/06/19
ニュープロダクツ
ゴムノイナキは、高レベルの防水性能を備えたコンパクト止水板「我が家の防波堤 みずからまもる君」を販売する。土のうと比較して33分の1の漏水量を実現し、突然の大雨による被害の防止に貢献するもの。浸水防止用設備建具型構成部材について規定したJISA4716に準ずる社内評価では、2等級相当の結果を得ている。
同製品は、流れてきた水が止水板の上に溜まってくると水の圧力で底面のスポンジ(ゴムパッキン)がつぶれていき、高い止水性能が得られる。また、水の圧力で地面に押し付けられることで、水流に流されることなくその場に留まる構造を備える。
止水板の連結には、本体同士の差し込み爪構造を採用する。組み付けのしやすさと強度を考慮した同社オリジナルの設計形状で、クランプなどの専用部品は不要。
同製品は、1枚1.5キログラムの軽量さで、設置も簡単。(1)設置したい場所に運ぶ、(2)連結させる、(3)壁面に近づける、という3ステップ。止水したい場所に合わせて必要な枚数をつなぎ合わせる。使い終わったら重ねてコンパクトに収納できる。
同製品の寸法は、幅415×高さ395×奥行410ミリメートル。材質はポリプロピレン。公式ウェブサイトで見積もりや問い合わせを24時間受け付けるほか、一般消費者向けにAmazonや一部ホームセンターでも販売を予定する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/24
-
-
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方