2018/05/30
防災・危機管理ニュース
東京都は29日、「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」の今年度第1回会合を開催した。都では東京港や周辺の公園などでヒアリの調査を年2回実施するほか、2017年に発見された品川区の大井ふ頭周辺を国が調査することなどが報告された。
今年の国内のヒアリ発見は大阪府八尾市での1件にとどまっている。都港湾局がバンプール(空コンテナ保管場所)23カ所などで、6~7月ごろと9~11月ごろの計2回調査を実施。目視とトラップを設置して行う。都環境局は6~7月ごろと10~11月ごろに港区のお台場海浜公園など港周辺の公園を中心とした18カ所で、目視とエサによる誘引で調査する。またヒアリが実際に2017年に発見されている大井ふ頭では、2019年まで環境省が周辺2km以内をモニタリング調査する。
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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