2018/05/18
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
仮設住宅は最初から10年使える仕様!日本では・・

こちらは仮設住宅の外観です。家の間には必ず、ベンチがあって交流できるスペースが確保されています。

こどもの遊び場もあります。こどもの遊び場が重要であることはこちらでも書きました。
■避難所に子どもたちの遊び場を作ろう!悲しい理由が希望に変わる!
おもちゃがなくても大丈夫。子どもたちは遊びの天才なのです♪
http://www.risktaisaku.com/articles/-/5699
仮設住宅には、すでに7年住んでいる方もいらっしゃるそうで、玄関前の土のスペースが畑になっているところもあります。

ところで、さらっと書きましたが、気づかれましたか?「7年住んでいる方もいる」という点に。
日本では災害救助法と建築基準法により、応急仮設住宅は2年で原則撤去するという2年しばりがあるのです。ですので、本来長期の耐久性はない建物に対し、状況に応じて延長したほうがいいのでは?という議論が起こって来る訳なのです。でも、イタリアは最初から仮設なのに長期で暮らせる仕様にしています。なぜなのでしょう。
その疑問もちょっと置いておくことにして、さらに引き続きおしゃれな、今度は、仮設商店街を見てください!

本当に仮設?って思いませんか?リゾート地にあるショッピングモールにしか見えないです。なのに、日本でいうところの「仮設商店街」なのだそうです。イタリアの仮設の概念って一体?
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
防災教育を劇的に変える5つのポイント教え方には法則がある!
緊急時に的確な判断と行動を可能にするため、不可欠なのが教育と研修だ。リスクマネジメントやBCMに関連する基本的な知識やスキル習得のために、一般的な授業形式からグループ討議、シミュレーション訓練など多種多様な方法が導入されている。しかし、本当に効果的な「学び」はどのように組み立てるべきなのか。教育工学を専門とする東北学院大学教授の稲垣忠氏に聞いた。
2025/04/10
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/04/05
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方