普段使い用に上部を折り曲げたところ(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)
移動用に上部をあげて立てた状態(後ろ)(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)

そして、こちら。

(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)

底が2気室になってアウトドアバック風です♪赤ちゃんとは別に保管したいものなど入れて置くことができます。

また、この底の部分にオムツ替えシート兼用断熱シートをいれていただければ、このまま避難所で赤ちゃんを寝かせても寒くないベットになります。さらにまわりを段ボールで囲えば、冷気を十分に防げます。

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(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)

こちらの写真では移動中の赤ちゃんの頭を守るために衝撃吸収材として、タオルが入っています。普段はここにオムツ替えシート兼用断熱シートを入れても、もともと断熱材は(ぷちぷちもそう)衝撃吸収材なので、おすすめです。

(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)

さらに、赤ちゃんの避難の時に持っていてほしいのは母子手帳です。赤ちゃんが生まれる前から出産時の状況その他、医療情報が細かく書かれています。支援する医師や助産師さんはこの情報を重視して赤ちゃんの様子を見ます。ですので、赤ちゃんの避難カバンにいれておいてほしいのです。ポケットがたくさんあるので、母子手帳以外にもいろいろ入れられます。

(画像提供:NPO法人だっことおんぶの研究所)

また、夜間の避難も想定してますので、リフレクター(反射板)もついています。

開発者のNPO法人だっことおんぶの研究所所長の園田正世さんも、普段使いする予定とのことで、子育てバックとして使える工夫がこらされています。

ということで、自分もちょっとだけアドバイスしたからって、まるでステマ?と思われそうな内容でもありますが、とにかく、新生児の赤ちゃんと親がどうしたら円滑に安全に無理なく避難できるか、ずっと「だっことおんぶの研究所」と一緒に訴え続けてきたことでもあるのです。製品を使うにしろ、使わないにしろ、新生児とその親に関心を持っていただければそれだけでも本当に嬉しいです。

名称:避難にも使える子育てバッグ 定価:1万1000円(+消費税)
 特徴: 
・首がすわらない時期の乳児避難にも使える 
・避難生活ですぐに使いたい育児用品と一緒に運べる 
・普段は普通サイズバッグ、いざというときには大容量にアップ 
・持ち運んでも揺れない工夫がいっぱい 
・衝突の衝撃を弱めるクッションを入れる場所 
・2気室構造で中身を分けられる 
・夜間でも安心の反射板 
・カードを入れたり、情報がさっと見られる内側透明ポケット 
・実用新案出願済み 
・お問い合わせ先 NPO法人だっことおんぶの研究所 info@babywearinlabo.com 


そして、新生児が身近にいない方であってもこのようなトートバックを持って避難している方を見かけたら、赤ちゃんが入っているかもと推測していただきたいのです。

わからないと、焦るあまりカバンにぶつかる方もいるかもしれません。でも、わかっていると、赤ちゃんがいるのねと声をかけたり、他の荷物を持ってあげたり、上のお子さんが避難できるようお手伝いができるかと思います。

新生児の赤ちゃんとの避難は本当に心細いことだと思います。ひとりで赤ちゃんは守れません。地域のみなさまのご協力、よろしくお願いいたします。

(了)