調査では、まずBCPの策定レベルと感染症対策計画(もしくは感染症を想定したBCP)の策定レベルについて聞いた。BCPについては、回答者の大半が既に策定し、計画の見直しなど改善活動を続けていると回答しているにも関わらず、感染症対応計画については「策定していない」との回答が最多となった。ただし、感染症対応計画を定期的に見直している組織の実に97%は、BCPを策定し定期的に見直している組織で、BCPの構築レベルと感染症対応計画の構築レベルには一定の相関関係があると言える。