災害が起きてからでは準備はできない

さて、そんなトイレットペーパー騒動の中で友人宅の片付けに訪れていた私ですが、満を持して常日頃の備蓄を勧めると、意外な言葉が返ってきました!

「置く場所がない」

えー! 絶対そんなわけないでしょう!! いくら女性1人のワンルームの部屋だって、トイレットペーパーのストックがおけるスペースはあるでしょう!? わが友人ながら、あまりにも危機感がないように感じます。

トイレットペーパーというと、イメージするのは、あの12ロールの袋入りのものと思いますが、確かにあの形のまま置くことを考えたら大変です。でも、分散してもいいわけですし、別に12ロール入りでなくても、4ロール入りもありますし、芯を抜いてぺちゃんこにしてもいいわけですからね。

着ていないお洋服を数枚出して、その引き出しに入れませんか?

トイレットペーパーを備蓄していないということは、おそらく、友人は他の準備もしていないんじゃないかな。。特別なものではなく、普段使いできるものから、意識を高めて準備してもらいたいなと思った次第です! 私も、たとえば引き出し1個に収まる備蓄とか、コンパクトな備蓄を提案していくかんね! 災害が起きたら準備はできないから、今のうちに始めよう!

最後に、私の備蓄にもう1冊、新しい本が増えました。「リスク対策ドットコム」でも連載している岡本正さんの『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』(弘文堂)です。これは災害が起こるたび、知らずにいて後悔していることでもあります。正直、自分の無力さに悔しい思いもあったんですよね。

今から届くのが楽しみです。学びを続けていこうと思います!

 

 

3月7日の防災イベントは決行です。今は「お越しください」とはいいにくいですが、浅草の寄席もやっています
茨城で行われた災害時の被災地支援報告会では夫と防災漫才ミニ講座をやらせていただきました。こちらもまた書きたいと思います