2016/08/22
ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるために
2、地震等でガラスを踏んだり、熱いアスファルトを歩いた際のやけど、爪がはがれている状態等、犬の足裏を保護する包帯処置について
■↓包帯処置のビデオ
出典:YouTube
負傷部位が足裏の場合の包帯処置例:
手順1:犬の安全確保を行う(マズル、横臥位固定など)
手順2:負傷部位の消毒とガーゼでの止血や保護。包帯が直接、負傷部位に当たらないようにする。
手順3:足指の間に綿やガーゼを詰める。
手順4:包帯を足先から巻いていく。最初に負傷部位をカバーし、手袋を作るような感じで巻き上げ、第2関節の上で折り返す。骨折がある場合は、副子(スプリント、シーネ、厚紙)等で固定する。また、獣医までの搬送中、包帯を噛んで外さないように見守ること。
通常、ガーゼの上に包帯、そして、伸縮性のある粘着包帯で固定処置することがほとんどだが、粘着包帯を使うときには壊死を避けるために包帯の締め付けすぎに注意し、血液の循環を保つこと。さらに、必ず、一度、綿の包帯を巻いた上から粘着包帯を使うこと。理由は病院で外すときに毛を抜いてしまい、痛みや怪我の悪化を伴うため。
ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるためにの他の記事
おすすめ記事
-
能登の二重被災が語る日本の災害脆弱性
2024 年、能登半島は二つの大きな災害に見舞われました。この多重被災から見えてくる脆弱性は、国全体の問題が能登という地域で集約的に顕在化したもの。能登の姿は明日の日本の姿にほかなりません。近い将来必ず起きる大規模災害への教訓として、能登で何が起きたのかを、金沢大学准教授の青木賢人氏に聞きました。
2024/12/22
-
製品供給は継続もたった1つの部品が再開を左右危機に備えたリソースの見直し
2022年3月、素材メーカーのADEKAの福島・相馬工場が震度6強の福島県沖地震で製品の生産が停止した。2009年からBCMに取り組んできた同工場にとって、東日本大震災以来の被害。復旧までの期間を左右したのは、たった1つの部品だ。BCPによる備えで製品の供給は滞りなく続けられたが、新たな課題も明らかになった。
2024/12/20
-
企業には社会的不正を発生させる素地がある
2024年も残すところわずか10日。産業界に最大の衝撃を与えたのはトヨタの認証不正だろう。グループ会社のダイハツや日野自動車での不正発覚に続き、後を追うかたちとなった。明治大学商学部専任講師の會澤綾子氏によれば企業不正には3つの特徴があり、その一つである社会的不正が注目されているという。會澤氏に、なぜ企業不正は止まないのかを聞いた。
2024/12/20
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/12/17
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方