葛西優香の23区防災ぶらり散歩
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第22回【特別編】再考 コロナ禍における避難
東京23区の「その区ならでは」の取り組みをお伝えしている「23区防災ぶらり散歩」。今回は特別版として、コロナ禍における避難について、各区で区民から疑問の声があがり始めている中、提言を出された日本災害情報学会 企画委員会 委員 磯打千雅子先生にお話を伺いました。「自身にとっての最適な避難とは?」。今一度、考える時が来ています。
2020/06/16
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第21回【足立区・続編】「地域のために」できること
足立区中川沿いの長門南部地域では、6つの町会が集まって「水害対策委員会」を発足。住民が自分たちの手で「コミュニティ・タイムライン」を作成し、現在も話し合いをしながら更新を重ねています。こうした連帯は昨年の台風19号でも効果を発揮、一方で課題も浮き彫りになりました。活動を引っ張るリーダーのお話を紹介します。
2020/06/01
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第20回【足立区】携わってわかる「自分ごと」の大切さ
昨年の台風19号の際、足立区では避難所の混乱と世代による情報の偏りが問題となりました。これを真摯に受け止めた同区危機管理部災害対策課は、水防体制の強化に向けて5つの部会を設置。解決策の具体的な検討を進め、一部はすでに計画立案の段階に至っています。「自分たちで動く意識を職員一人一人に徹底したい」と、担当課のリーダーは力強く話します。
2020/04/28
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第19回【千代田区・続編】企業の防災活動
「準備や訓練に時間をかけても災害が来なければ成果は発揮されない」「被災の体験がないので実際にどうなるかが想像できない」。そうしたところにも、防災担当者が主体的になれない原因があるのかもしれません。このハードルを乗り越えるには、何が必要なのでしょうか? 今回は千代田区の続編として、模索を続ける企業の防災リーダーを紹介します。
2020/04/15
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第18回【千代田区】(下)「天下の千代田区」が乳幼児向け防災訓練に力を入れる理由
乳幼児向けの防災訓練に力を入れる千代田区。現在は親世代からさらに対象を広げた取り組みも進めています。未来の防災リーダーを担う子ども向けの講座がそれ。「防災訓練の裾野を広げる」ことを目指し、小学生向けの講座を開催しています。
2020/02/03
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第18回【千代田区】(上)「天下の千代田区」が乳幼児向け防災訓練に力を入れる理由
「85万人と5万8400人」(H27国勢調査)。千代田区の昼間人口と夜間人口の数字、その差、実に約14.5倍。千代田区といえば政治・経済の中枢が集まり、皇居もあります。だから千代田区の防災と聞くと、大規模な国家的プロジェクトのイメージがあるかもしれません。しかし千代田区の防災担当課長は、乳幼児の防災訓練がよかったと語ります。
2020/01/27
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第17回【中央区】(下)区内の混乱を防ぐ具体的施策
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか? まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします! 今回は、中央区です。住民の方の取り組みからご紹介します。
2019/12/25
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第16回【中央区】(中)住民の接点づくりは区が担う
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか? まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします! 今回は、中央区です。住民の方の取り組みからご紹介します。
2019/10/30
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第15回【中央区】(上)「日常になじむ防災対策」を実践
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか? まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします! 今回は、中央区です。住民の方の取り組みからご紹介します。
2019/08/23
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第14回【板橋区】(下)福祉避難所、万一のための判断力を
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか?まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします! 今回は、板橋区です。
2019/06/13
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第13回【板橋区】(上)「誰一人取り残さない」対策に取り組む
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか?まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします! 今回は、板橋区です。
2019/06/07
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第12回【練馬区】(下)「まあるカフェ」から広がるわたしたちの町
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか? まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…? 23区の「その区ならではの自治体の取り組みと住民の活動をここで一挙にお伝えします!今回は、練馬区です。
2019/04/11
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第11回【練馬区】(上)「攻めの防災」に挑む
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか?まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…?23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします!今回は、練馬区です。
2019/02/21
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第10回【豊島区】(下)コミュニティソーシャルワーカーと防災
東京都23区内の災害対策は多様です。それは、地形や過去の経験が様々だから。お住まいの地域の防災対策が「その区ならでは」のものになっていることをご存知ですか?まずは、住んでいるまちのことを知り、そのまちで安心して暮らすための対策を知る。その行動次第であなたの大切な人の命が救われるとしたら…?23区の「その区ならでは」をここで一挙にお伝えします!今回は、豊島区です。
2019/01/30
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第9回【豊島区】(中)福祉の視点から防災に取り組む
前回、豊島区 総務部防災危機管理課 課長補佐 兼担当係長 ・櫻井俊哉さん、同課 訓練計画グループ・小川雄大さんに引き続き、今回は2018年4月に新設された保健福祉部福祉総務課「災害対策グループ」から、係長・大浦幹夫さんと中野靖子さんにお話をお伺いしました。
2018/12/28
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第8回【豊島区】防災は全区総出で平時から取り組むべきこと(上)
豊島区は、人口28万9240人(2018年10月1日現在)、大きく4つに分けると、「池袋」、「大塚・巣鴨・駒込」、「長崎・千早」、「雑司ヶ谷・目白」エリアがあります。「池袋」では、一日の乗降者数は250万人を超えるとのこと。「大塚・巣鴨・駒込」には、毎年行われる「東京大塚阿波踊り」や「すがも中山道菊まつり」などイベントが開催されたり、園芸の地として賑わいを見せていた駒込など、花に彩られた街並みが続きます。「長崎・千早」は、豊島区の西側に位置し、絵や彫刻を勉強する学生向けのアトリエ住宅「アトリエ村」や日本のマンガの歴史をつくった手塚治虫や石ノ森章太、赤塚不二夫、藤子不二雄が住んだトキワ荘が所在していた芸術や文化を発信する町です。「雑司ヶ谷・目白」は、大学や庭園が広がり、緑が多い街並みとなっています。2015年には、新庁舎が移転、また分譲マンションの大量供給が、いわゆる都心回帰を促し、豊島区の人口は増加傾向になっています。
2018/11/27
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第7回【文京区】継続する町会活動のポイントは「楽しむこと」(下)
文京区は、人口22万9人(2018年9月1日現在)、大学などの教育機関や医療機関が数多くあるとともに、地下鉄網等も整備されている大変利便性が高いまち。また、江戸の文化を偲ばせる下町風情が残っている一方で、多くの方が賑わうレジャー施設があるなど、様々なまちの表情と落ち着いた雰囲気を併せ持つ住み心地の良いまちです。しかし、木造住宅の密集地も存在し、防災面における課題も挙がっています。約15年前の神田川氾濫以来、大きな水害被害の経験をしておらず、危機感醸成の必要性も高まっています。
2018/11/05
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第6回【文京区】住民の主体性の醸成を図るために行政ができることとは?(上)
文京区は、人口22万9人(2018年9月1日現在)、大学などの教育機関や医療機関が数多くあるとともに、地下鉄網等も整備されている大変利便性が高いまち。また、江戸の文化を偲ばせる下町風情が残っている一方で、多くの方が賑わうレジャー施設があるなど、様々なまちの表情と落ち着いた雰囲気を併せ持つ住み心地の良いまちです。
2018/10/29
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第5回【港区】いざという時に助け合える関係性で生活に安心を(下)
港区は、人口24万3639人(2018年1月1日現在)の内、6階以上かつ50戸以上の共同住宅、いわゆる高層住宅は約700棟に上り、約10万世帯が居住しています。「在宅避難」が原則の中、居住者はマンション内で自らの力で災害時を乗り越える対策を取らなければなりません。今回は区内で懸命に活動を続ける2棟のマンションにお邪魔してまいりました。
2018/10/01
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第4回【港区】マンション住民有志が集まり、全住民へ呼びかける(中)
港区は、人口24万3639人(2018年1月1日現在)のうち、6階以上かつ50戸以上の共同住宅、いわゆる高層住宅は約700棟に上り、約10万世帯が居住しています。「在宅避難」が原則の中、居住者はマンション内で自らの力で災害時を乗り越える対策を取らなければなりません。区内で懸命に活動を続ける2棟のマンションにお邪魔してまいりました。
2018/09/18
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第3回【港区】700棟の高層マンションを守れ!(上)
東京都23区内の各自治体は、災害への対策に対して各地域に即した体制で過去の経験を活かしながら取り組まれています。地形、災害経験などハード・ソフト面の特性は一つとして同じ地域はありません。それぞれの地域で予測されていること、予防計画、また、今後の取り組みなど現在の状況を各行政区の方々、地域で防災に関する活動をされている方々に伺い、お伝えしていきます。ご自身が住んでいるまちのことはもちろん隣町や連携する可能性があるまちのことを改めて知っていただける機会となるよう取材を続けてまいります。
2018/09/06
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第2回【葛飾区】1000年に1度の水害に備える下町の新しい挑戦!(下)
東京都23区内の各自治体は、災害への対策に対して各地域に即した体制で過去の経験を活かしながら取り組まれています。地形、災害経験などハード・ソフト面の特性は1つとして同じ地域はありません。それぞれの地域で予測されていること、予防計画、また、今後の取り組みなど現在の状況を各行政区の方々、地域で防災に関する活動をされている方々に話を聞き、お伝えしていきます。
2018/06/18
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第1回【葛飾区】1000年に1度の水害に備える下町の新しい挑戦!(上)
災害が発生した時にその被害を軽減するために取る対応には、国や地方公共団体による「公助」、地域の住民やボランティア、企業などの連携による「共助」、自ら身を守る「自助」というものがあります。
2018/06/04