2024/11/12
防災・危機管理ニュース
雑誌の原稿や写真撮影を委託したライターら下請け業者への料金を著しく低く定めたとして、公正取引委員会は12日、下請法違反(買いたたき)で、出版大手「KADOKAWA」(東京都千代田区)と100%子会社に再発防止などを勧告した。最大で39%を超える引き下げも行われていた。
子会社は生活情報誌「レタスクラブ」などの出版事業を手掛ける「KADOKAWA LifeDesign」(同)。
公取委によると、KADOKAWAは昨年1月、レタスクラブの記事作成や写真撮影を委託しているライターら26業者に対し、同4月発売号の掲載分から原稿料や撮影料を一方的に引き下げると通告した。
引き下げの割合は約6.3~約39.4%で、ほとんどのケースで10%を超えていた。引き下げはレタスクラブの事業が子会社に移管された今年4月以降も継続されていた。
〔写真説明〕出版大手「KADOKAWA」本社ビル=2022年9月、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 下請法
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/12
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方