島根県は31日、大田市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。採卵鶏約40万羽を全て殺処分する。養鶏場での感染は、全国で今季4例目。
 県によると、養鶏場から30日午後、鶏舎の一部でまとまって7羽死んでいるとの通報があり、簡易検査で陽性と判明。遺伝子検査の結果、感染が確認された。
 今季は北海道厚真町で17日、過去最も早い時期に国内初感染が確認されて以降、千葉県香取市や新潟県上越市でも確認されている。 

(ニュース提供元:時事通信社)