SNSネットワーク分析の画面。実用的で信頼性の高いインテリジェンスを提供する。

AIを活用したデータ分析ソリューションを提供するBabel Street Rosetteは、各種SNSやブログ、掲示板、レビューサイトなどのソーシャルメディアで発信された情報から、企業や自社製品などに対する評価や評判を可視化することで多次元的なソーシャルリスク対策を可能にするインテリジェンス管理ツール「Babel Street Synthesis」を提供する。

同ツールは、フォロワー・フォロウィー数、いいね、リポスト、リプライなどに加え、独自のアルゴリズムや機械学習なども活用してソーシャルメディアでのつながりの深さや強さなどを繰り返し学習することで、指定領域で最も影響力が高いインフルエンサーを短時間で特定する。企業や組織、製品や活動についてのフェイクニュースや批判的な情報を流しているインフルエンサー/グループの性質やソーシャルネットワークでの関係性ネットワークを自動マッピングで把握することで、危機に陥る前に適切な対策を打てるようにするという。

同ツールは、法執行機関(警察)がギャンググループのメンバー追跡・特定や抗争解決に活用しているほか、2022年のエボラ出血熱の流行の際には、誤情報の流れを分析し、虚偽の主張を広めているインフルエンサーを特定するためにも用いられた。企業による新製品やサービスのレピュテーション管理では、競合企業からのアンチSNS活動を検出し、PR企業と連携して対策を実施するケースなどがあるという。

そのほか、同ツールでは、危険なキーワードに関する投稿がないかどうかを自動的にチェックし、アラートで知らせる機能も利用できる。これにより、企業アカウントを利用した「なりすまし詐欺」や「デジタルタトゥー」への対策が可能となる。

同ツールは、多言語対応を可能にする翻訳機能を備えることから、海外市場へ事業展開する企業にとっても有効。クラウドベースで提供されることから、契約後は即座に利用開始できる。無償トライアルも可能。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部