【ニューデリー時事】ネパールで27日から続く豪雨に伴い、洪水や土砂崩れが相次ぎ、全土で少なくとも59人が死亡、44人が行方不明となった。犠牲者はさらに増える恐れがある。AFP通信が28日、伝えた。
 首都カトマンズ周辺では河川の堤防が決壊し、住宅が浸水。複数の高速道路が土砂崩れで通行止めとなった。ネパールなど南アジアでは6~9月のモンスーン期に水害が多発するが、近年は気候変動の影響で雨量が増しているとの指摘もある。 
〔写真説明〕28日、ネパールの首都カトマンズで、周辺が浸水し屋根に避難する住民ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)