2024/09/05
防災・危機管理ニュース
セブン―イレブン・ジャパンは5日、顧客による迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に関する対応指針を発表した。該当する行為には「毅然(きぜん)と対応する」と明記。店舗の従業員が安心して働ける環境を整備することで、質の高いサービスの提供につなげるという。
商品やサービスなどに対する客からの指摘のうち、内容に妥当性を欠いたり、手段・態様が社会通念上不相当だったりして、従業員の就業環境が害される恐れがある行為をカスハラと定義。該当例として、身体的な攻撃のほか、暴言や土下座の要求といった精神的な攻撃、居座り、つきまとい、不当な商品交換の要求などを挙げた。
同社は2022年に内部向けの対応ガイドラインを策定していたが、取り組む姿勢を客にも周知するため、指針の公表に至ったと説明。今後、店舗でのポスター掲示も検討していく。
(ニュース提供元:時事通信社)
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