2024/07/30
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】インド南部ケララ州の丘陵地帯で30日、豪雨により土砂崩れが起き、巻き込まれた住民ら少なくとも93人が死亡した。土砂の下に多数が生き埋めになったとの情報もあり、犠牲者は増える恐れがある。当局は現場に軍などを派遣し、救助作業を急いでいる。地元メディアが伝えた。
土砂崩れは同州北東部ワヤナド地区で同日未明に数回発生し、複数の集落を襲った。現場からの映像では家屋や木々が濁流に流され、当局が捜索や救助に当たっていた。地区内の多くの道路が崩壊し、主要な橋も流されたという。
モディ首相はX(旧ツイッター)で「私の思いは愛する人を失ったすべての人々と共にあり、負傷した人々と共に祈る」と投稿した。
〔写真説明〕30日、インドのケララ州北東部ワヤナド地区で発生した土砂崩れの現場で、救助活動をする国家災害対応部隊(NDRF)の隊員(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- インド
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方