12日の東京株式市場は、米国のハイテク株安を受けて売りが広がり、日経平均株価は一時前日比500円超値下がりするなど続落した。午前の終値は233円57銭安の3万8586円92銭。
 11日の米国市場では、人工知能(AI)利用拡大への期待を背景に上昇してきた半導体大手の株価が下落。東京市場でも朝は大型の半導体関連銘柄などに売りが出た。年明け以降の急速な株価上昇の反動も出て、前日に続き幅広い業種が売られる軟調な展開になった。 

(ニュース提供元:時事通信社)