【ニューヨーク時事】25日の米株式市場で米電気自動車(EV)大手テスラの株価が12%急落し、182.63ドルと8カ月ぶりの安値で引けた。前日の決算説明会で、2024年の販売の伸びが大幅に鈍化する恐れを示唆したことが投資家の失望を招いた。
 23年の世界販売台数は約181万台と前年比で38%増加。一方、24年の伸びは「23年を顕著に下回る可能性がある」と説明した。例年は50%程度引き上げる高い目標を掲げていただけに、「かなり弱気な印象」(日系大手証券)を与え、売りが加速した。 

(ニュース提供元:時事通信社)