ポリエチレン単一素材のモノマテリアル製品にすることでリサイクルを容易にした

萩原工業は、「国産」「高品質」なシート・土のうを製造する『Tarpee(ターピー)』ブランドから、ブルーシートの新たな旗艦商品として、原料の60%以上に再生プラスチックを使用したエコマーク認定品のブルーシート「ターピー エコフレンドシート」と、防災・減災に特化し、景観になじみやすいODグリーンカラーを採用した同スペック品「ターピー 防災・減災シート」を販売する。

両製品は、原料に再生プラスチックを60%以上使用し、環境への負荷が少なく環境保全に役立つと認められたことでエコマークを取得。また、「周囲PPロープなし」「アルミハトメなし」のポリエチレン単一素材のモノマテリアル製品にすることでリサイクルを容易にした。アルミハトメの代替技術には、一般的なアルミハトメと同等以上の強度を備え、ビンゴ穴のように押し開けて使う同社の特許取得技術「ジョイントホール」を採用する。

また、両製品は、従来品(ターピー#3000シート)の2倍となる約2年相当の耐候性を備え、屋根の応急修理への対応や、屋根への掛け替え回数減少による作業負担やコストの低減に貢献する。さらに、シートの短辺にロゴマーク刻印を施すことで、畳んだ状態からでもシートの長短が分かり、スムーズな施工が可能となるほか、同社のモノマテリアル製品であることが一目で分かり、リサイクルがしやすくなるように工夫した。

同社は、従来品である「#3000ターピーシート」「エコファミリーシート#3000」を在庫限りで販売終了とし、後継品として「ターピー エコフレンドシート」をスタンダード製品として展開。今後、同社が製造するブルーシートのうち約30%を同製品で構成する。

両製品のメーカー希望小売価格は5000円(3.6×5.4メートル、税抜)。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部