2014/05/25
ニュープロダクツ
通常活用で緊急時に難なく使用
災害時にシステムを使いこなすには普段から使用していることも重要だ。「Bousaiz」では平常時から活用できる「グループトーク」と「お知らせ」機能を 持たせている。「グループトーク」はTwitterのように限定されたグループで情報を共有したりディスカッションできる機能。「お知らせ」は Facebookのように防災訓練などのイベント告知や訓練の結果報告などを掲載することでメンバー全員が状況を把握できる機能で、平常時から防災意識の向上と啓発をはじめ、コミュニケーションツールとして役立てることができる。この2つの機能はもちろん災害時にも使用することができ、特に「グループトーク」は限られた部署内でコミュニケーションができるため、全員が共有するまでもない情報が掲示板にあふれかえるという心配もない。
多様な要求に応える危機管理情報共有システム
林氏は「このシステムは現在、主に自治体向けに販売を開始していますが、一般企業のBCP 対策としても、安否確認に留まらない情報共有や、コミュニケーション可能な危機管理情報有システムの必要性は、SCMの観点からも今後、間違いなく注目されるでしょう。使用例としては、教育機関で平常時に「お知らせ」機能でイベント情報を流し、「グループトーク」で不審者の情報共有を行ったり、医療機関や大型マンションの情報共有システムとしても利用が可能です。これからもさらに様々な形で、お客様の危機管理情報共有システムに関する要望に応えていきたい」と今後の展望を語る。
契約形態は、一例として利用人数200 名の場合、初期費用50 万円~、年間利用料96 万円~(すべて税別)。クラウドを使用しているため、もともとリーズナブルな価格設定になっているが、この契約体系であれば自治体だけでなく一般企業や教育機関なども導入がしやすいだろう。
【お問合せ】
公共・宇宙事業本部公共ソリューション推進部
〒160-0023東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
TEL03-5337-4506
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