写真:リスク対策.com

新たな気付き

東日本大震災の津波では、防災無線や避難を呼びかける声が聞こえない聴覚障害者、耳が遠い高齢者、日本語が分からない外国人などが逃げ遅れたという話を聞きました。その後、読字障害(ディスレクシア)、軽度の知的障害者、視力の弱い高齢者、子ども、地震を経験したことがない外国人など、さまざまな理由から情報の利用に困難を抱える情報弱者(災害弱者)の問題があることに気が付きました。

地震から身を守る! 逃げ遅れゼロを目指します!

日本は地震大国なので、いつどこで大きな地震が起きてもおかしくありません。
「自分の身は自分で守る」意識があれば、最小限の被害で済む場合があります。
地震が発生したら、まずテーブルや机などの下に隠れるなどの身の安全を図る行動を広めたいと思いました。そして、障害の有無にかかわらず、世界中のすべての人たちに確かな情報を伝えることができる強力なユニバーサルデザインが必要だと感じました。私たちに何ができるかを考え、災害情報として「ピクトグラムアートシェイクアウト訓練の静止画と動画」を制作しました。