2018/02/15
ニュープロダクツ
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション は7日、 地方公共団体が通常業務で利用している 総合行政ネットワーク(以下LGWAN) 接続の端末からSMS(ショートメッセージサービス)を送信できる 「空電(からでん)プッシュ for LGWAN」の本格的販売を開始すると発表した。
SMSは、携帯電話番号に直接短文のテキストメッセージを送信できる機能。郵送やメール送信、また直接電話をかけるよりも到達率の高いのが特長。法人向けにはすでに2011年6月から開始している。地方自治体が標準利用している総合行政システム「LGWAN」上で利用できるサービスとして登録認可を受けたことで、サービス範囲を自治体まで広げる。
自治体は、 年金や税金などの各種催告・督促、健康診断などの利用促進、 図書館など貸出物の返却のお願いなど、 多岐にわたる業務で住民への連絡が求められている。一方、 郵送や電子メール、直接電話をかけるなどでは住民とコンタクトがとりにくかったり、郵送・電話にかかる費用がかさむなど課題があった。また100%に近い到達率であることから、災害など緊急時の連絡手段にも活用が見込める。
ブラウザで画面を操作し、 日時を指定して登録した携帯電話番号に一斉にメッセージを送信できる ほか、着信状況も確認できる。SMSの文字数制限(全角70文字)に対応するため、各携帯キャリアで対応している最大文字数まで拡張できる「長文メッセージ機能」を実装している。
■ニュースリリースはこちら
https://www.nttcoms.com/news/2018020601/
■「空電プッシュ」のサービス紹介ページはこちら
https://www.karaden.jp/
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com :峰田 慎二
- keyword
- NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
- SMS
- 到達率
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/29
-
-
-
-
-
-
-
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方