更新頻度のほか、推移状況は地点を一気に拡大する(出典:気象庁資料)

気象庁は12日、同庁のホームページで紫外線解析値の毎時提供を20日から開始すると発表した。これまでは1日1回午後6時ごろに提供してきたが、日中午前6時から午後6時までの毎時20分ごろに公開。日中に紫外線量を把握できるようにする。

地図上に約20kmごとのメッシュで紫外線解析値を表示しているが、これを日中の毎時20分ごろに更新する。また、地点ごとの推移状況の毎時間提供を141地点で行う。これまでは北海道札幌市、茨城県つくば市、沖縄県那覇市の3カ所のみだったのを一気に拡大する。

気象庁では国土交通省生産性革命プロジェクト「気象ビジネス市場の創出」に関する取り組みを進めており、今回の改善で紫外線対策関連ビジネスに情報を利用しやすくする効果もある。

■ニュースリリースはこちら
http://www.jma.go.jp/jma/press/1712/12a/UV1712.html

リスク対策.com:斯波 祐介