「指紋+静脈」の2要素生体認証による新システムを5店舗へ導入する

イオンフィナンシャルサービスの子会社のイオン銀行は27日、「指紋+静脈」の2要素生体認証による新システムを5店舗へ導入すると発表した。専用端末に指をかざし、数秒で本人を特定できる。イオン銀行ATMでの現金引き出しや入金手続き、店頭での住所変更やカード再発行などの手続きに、キャッシュカード・暗証番号・印鑑・本人確認書類が不要。キャッシュカードの紛失時などにも銀行取引が可能となる。

株式会社Liquid(リキッド)が開発した大規模高速認証システムを使用する。システムを導入した専用サーバーを厳重に管理された同行のデータセンター内に設置し、指紋と静脈情報を暗号化し復元不可能な状態で保存することで、高いセキュリティを確保できる。

全店での提供に先駆けて、イオン銀行神田店(東京都)、イオンモール津田沼店(千葉県)、イオンモールナゴヤドーム前店(愛知県)、イオンモール大高店(愛知県)、イオンモール各務原店(岐阜県)の5拠点の店頭とイオン銀行ATMに導入する。

同行は「キャッシュカードも暗証番号も不要の、生体認証のみで銀行取引を行うことができるサービスの提供は、国内銀行初の取り組み」とする。

■ニュースリリースはこちら
http://www.aeonbank.co.jp/file.jsp?company/release/data/2017/pdf/n2017112701.pdf

(了)

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リスク対策.com:横田 和子