2017/12/01
待ったなし!サイバー攻撃対応の手法
CSIRT最適運用するクラウドアプリ<AD>
NANAROQ(ナナロク)株式会社は、CSIRT運用を最適化するクラウドアプリケーション「CSIRT MT」(シーサートエムティ)を開発し提供開始している。インシデントや脆弱性の対応に関する情報の一元化と、状況を分析·評価し運用を最適化することで、セキュリティ施策立案と迅速な経営判断を支援する。Salesforce App Cloud上のOEMプロダクトとしてクラウド上で稼働するため、契約後すぐに利用できる。社内の複数の拠点間で情報共有しているため、有事の際に社内システムが停止している状況でも継続利用が可能だ。
インシデントの未然防止策として、脆弱性情報の登録からパッチ適用など対策進捗を管理。インシデントが発生した時も進捗管理のほか、関連情報資産管理や承認者への依頼、関係者への通知などの機能を一元化する。インシデント·脆弱性管理とも、企業の業務フローに合わせてカスタマイズでき、あらかじめ各マスターに登録された業務ステップを踏みながら、承認の有無など対応を進めることができる。
レポート&ダッシュボード機能によっていつでも状況を把握し、運用状況に関するレポートは企業ごとの実情に合わせた作成が可能。煩雑な作業である脆弱性情報を収集·整理し、当日午後に配信するサービス「脆弱性TODAY」も提供するので、セキュリティ最新情報を取り込むことができる。
あらかじめ登録した情報資産にマッチする脆弱性を自動検知し、初動をスムーズに進めることができる。トリアージ基準や、インシデント対応項目のチェックリストなど、実践的で詳細な運用マニュアル·文書のサンプルも提供する。
価格は、20人名以下の場合は1ユーザー9000円/月、21人以上の場合は個別見積もり。例えば、CSIRT長1人・管理者2人・実施者7人の場合は、9000円×10ユーザー×12カ月=108万円/年となる。
導入対象はすでにCSIRTを組織運用している企業を想定しているが、CSIRT組織や運用が確立していない企業に対してはコンサルティングサービスも提供する。CSIRT組織の立ち上げからインシデント発生時に迅速に対応するための環境整備や、CSIRT MTを活用した運用と改善策の立案までトータルに支援する。
同社は「今後はセキュリティインシデントの早期発見と迅速な対応をより強固なものにするために、MSS(マネージド・セキュリティ・サービス)やSOC(セキュリティ・オペレーション・センター)のサービスプロバイダとの連携も強化していく」とする。
開発段階では、同社がCSIRT構築·運用支援コンサルティングで培ったノウハウを活かし、一般社団法人CSIRTトレーニングセンターの監修を受けるなどCSIRTの専門家の観点から製品機能の評価やアドバイスを受けている。
■ニュースリリースはこちら
http://www.nanaroq.com/news/news20170724.html
NANAROQ株式会社
「CSIRT MT」(シーサートエムティ)
03-6272-9191
〒102-0076 東京都千代田区五番町1-9 MG市ヶ谷ビルディング9F
http://www.nanaroq.com/promotion/csirtmt_today.html
(了)
待ったなし!サイバー攻撃対応の手法の他の記事
おすすめ記事
-
なぜ製品・サービスの根幹に関わる不正が相次ぐのか?
企業不正が後を絶たない。特に自動車業界が目立つ。燃費や排ガス検査に関連する不正は、2016年以降だけでも三菱自動車とスズキ、SUBARU、日産、マツダで発覚。2023年のダイハツに続き、今年の6月からのトヨタ、マツダ、ホンダ、スズキの認証不正が明らかになった。なぜ、企業は不正を犯すのか。経営学が専門の立命館大学准教授の中原翔氏に聞いた。
2024/11/20
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/11/19
-
ランサム攻撃訓練の高度化でBCPを磨き上げる
大手生命保険会社の明治安田生命保険は、全社的サイバー訓練を強化・定期実施しています。ランサムウェア攻撃で引き起こされるシチュエーションを想定して課題を洗い出し、継続的な改善を行ってセキュリティー対策とBCPをブラッシュアップ。システムとネットワークが止まっても重要業務を継続できる態勢と仕組みの構築を目指します。
2024/11/17
-
-
セキュリティーを労働安全のごとく組織に根付かせる
エネルギープラント建設の日揮グループは、サイバーセキュリティーを組織文化に根付かせようと取り組んでいます。持ち株会社の日揮ホールディングスがITの運用ルールやセキュリティー活動を統括し、グループ全体にガバナンスを効かせる体制。守るべき情報と共有すべき情報が重なる建設業の特性を念頭に置き、人の意識に焦点をあてた対策を推し進めます。
2024/11/08
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/11/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方