2017/09/01
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
ペット用品なのに、普段からお役立ち&防災用品になる?
次に、ペット用品だけれど、すべての人に普段からお役立ち&防災用品にもなるちょっとしたグッズについて。これです。正式名称って何かあるのでしょうか?

お散歩用、わんちゃんの汚物入れ。これ、いいですよー。私のお気に入り防災グッズです。レジ袋がロール状になって連結されているものをポーチに入れて持ち歩く形の汚物処理袋なのです。
レジ袋って災害時いろいろ役立つのです。オムツになったり生理用品になったり衛生用の手袋になったり。
これまで何度も書きましたが、ビニール系のものは、自然界でなかなか代替できないので、撥(はっ)水や防水機能が必要になった時には、レジ袋やラップなどがないと困ることになります。でも最近はマイバック持参で、レジ袋をもらえないところも増えました。そして、もらったとしても、コンパクトに持ち歩きにくいという難点がありました。

でも、これだとコンパクトに30〜50枚のレジ袋状のものが収納されているのです。製品によっては生分解のあるものや、匂いがもれない加工をしているものがあります。
毎日のカバンに持っておくと、本来のペット用品としての用法はもちろんのこと、赤ちゃんの汚物入れになったり、使用済み衣類入れになったりゴミ入れになったり、します。
そして、とっても薄い半透明のレジ袋なので、中にヘッドランプなど LEDを入れると乱反射して、きれいなランタンも作れてしまいます。

ポーチは150円くらいから、予備のロールは1個60円くらいから販売されています。気軽な防災、マモリタインデープレゼントしていかがでしょう?義理チョコならぬ義理ボウ?にも最適!?
次も私のお気に入り防災グッズで、子育て世代に好評のアイテムです。解説つきでのプレゼントをおすすめします。
種類はいろいろありますが、以下のもの、「アウトドア ざぶとん」で検索すると出てきます。


このアウトドア用ざぶとん、日常でも重宝するのです。理由はこれが断熱素材だからです。テントを張った際にも、断熱素材の上にシュラフを乗せて寝るから、底冷えせず快適に過ごすことができるのです。
そのため、たとえ雪の上でも、冷たい赤ちゃん用おむつ替え台の上や児童館の床の上でも、赤ちゃんが寒くならないオムツ替えシートとして使えます。
避難所では、ダンボール(断熱素材)の中にこのシートをしいて(断熱2枚重ね)、肌さわりをよくするため、布類を敷いて赤ちゃんに寝てもらえば、避難所でも寒くない赤ちゃんベットが作り出せます。
さらに、遠足やサッカー、野球観戦から、お砂場遊びの冷たい砂場の縁に座る際、園や学校の腰が冷える卒業式・入学式にも重宝します。一生使える日常から使える、オムツ替えシート&防災グッズいかがでしょう?500円くらいから販売されています!
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