内閣府が中心となり、流木対策を進める

政府は11日、九州北部豪雨に関して関係省庁による会議を開催。主に流木処理に関する対策をまとめた。福岡県に現地対策チームを設置。仮置き場の確保や各省庁の協力による円滑な処理を目指す。

会議には内閣府のほか警察庁、消防庁、農林水産省、林野庁、水産庁、国土交通省、環境省、防衛省の課長級が参加。会議で確認したのは仮置き場の確保、関係省庁で役割分担を行いつつの流木の円滑な処理、現地対策チームの設置。

現地では流木が多く流れているとの情報から、道路をふさいだり、川をせき止めて水があふれ出したりすることの防止に努める。現地対策チームの設置で福岡県や市町村と連携し対策を行う。また地方自治体へ補助制度の紹介やニーズくみ上げ、技術的な助言も行う。

政府は現時点では流木の量や現地自治体の仮置き場の設置状況の詳細をつかんでおらず、早期の把握を目指す。

(了)

リスク対策.com:斯波 祐介