IPトランシーバーとデジタル簡易無線が一台に

アイコムは、携帯電話の通話エリアなら日本全国どこからでも使えるIPトランシーバーと、デジタル簡易無線機(登録局/免許局)が1台になった「ハイブリッドIPトランシーバー IP700」を3月中旬に発売する。

同製品は、IPによるLTE通信とデジタル簡易無線での直接通信の2つの機能を備え、携帯電話網の圏外やLTE回線のトラブル時もデジタル簡易無線で連絡を取り合うことができるハイブリッドIPトランシーバー。LTE通信は、デュアルSIM(au回線/NTTドコモ回線)に対応し、さらなる冗長性を備える。

2つの通信方式を同時に使うデュアルモードも搭載するほか、既存のデジタル簡易無線機による通信網を活かし、IPトランシーバーとデジタル簡易無線機を組み合わせた通信システムも構築できる。RoIPゲートウェイVE-PG4の導入により、さらなる通信エリア拡張やIP電話などの通信設備との連携も可能。 

そのほか、ケーブルレスでの運用も可能にするBluetooth機能、雨やほこりにさらされる環境でも安心して使えるIP67/57/54の防塵・防水仕様、端末の位置情報をPCソフトやブラウザの地図上に表示できるGPS機能といった特徴を備える。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部