徳島県美馬市での整備イメージ(出典:国土交通省ホームページ)

国土交通省は27日、新たに3カ所の河川防災ステーション整備計画を承認したと発表した。地元市町村と連携し、水防活動の拠点となる同ステーションを整備する。この3カ所の整備により全国で133カ所となる。内訳は国管理河川が94カ所、都道府県管理河川が39カ所。

今回承認されたのは全て国管理河川で、徳島県美馬市・吉野川の「中鳥地区防災ステーション」、宮崎県延岡市・五ヶ瀬川の「天下(あもり)地区河川防災ステーション」、福岡県柳川市・矢部川の「六合地区河川防災ステーション」。根固めブロックといった緊急復旧資材の備蓄場所やヘリポート、市の水防センターなどを整備する。

河川防災ステーションは国管理河川の場合、用地を国で用意。国費で堤防と同じ高さに盛り土し、資材備蓄場所やヘリポートは国、市町村の水防センターは市町村が整備費用を負担する。

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http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000023.html

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