ネットバンキングにおける被害は今年急増しています

9月に大幅な被害増

警察庁によると、インターネットバンキングにおけるフィッシング詐欺による被害金額は、2016年以降、発生件数・被害金額ともに減少傾向が続いており、今年上半期の累計で、発生件数183件、被害額は約1億6600万円で推移していました。

ところが、今年9月における発生件数は8月の約4倍の436件、被害額は約4億2600万円となり、発生件数は2012年以降最多で、被害額は2番目に多い水準となっています。

写真を拡大 9月の発生件数は8月比約4倍、被害額は6倍弱にまで跳ね上がった

金融機関をかたったショートメッセージ(SMS)を送り付け、言葉巧みに偽サイトに誘導し、IDやパスワードなどの個人情報を入力させて不正にお金を引き出すものです。被害に遭わないために、メールに記載されたリンク(URL)にアクセスする場合は、十分注意しましょう。