こんにちは。サニー カミヤです。このコラムでは、日本の一部の消防署では制限、または、禁止されている、消防車での食事の買い出しについて、アメリカの事情をお伝えいたします。

私が現職の頃、約30年前は普通に消防車でスーパーマーケットに食事の買い出しに行っていました。また、明け方の救急出動の帰りにうどん屋やラーメン屋に寄ることも普通でした。

3年前、日本に帰ってきて、国内のいくつかの消防署に行った際、市民からの通報(?)により、消防車で買い出しに行けなくなったと聞き、なぜ、電話対応者は、きちんとその1人の市民に消防勤務の特性と事情を話さなかったのだろう?と疑問に思いました。

日本の消防は昔から、対市民対応(「消防広報」「応酬話法」「記者発表」)が苦手とされていましたが、もうそろそろシステム化し、克服されても良さそうな気がいたします。

まずは、次のビデオをご覧ください。

■『Go Grocery Shopping with Firefighters!』

(出典:YouTube,Mesa Fire/Medical Department, Arizona)

とても丁寧に、敬意を込めて、なぜ、消防士が消防車で買い物に行く必要があるかを説明していますよね。上記の動画では、次のように語られています。