ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
番外編:川崎殺傷事件について
Drop、Run、Call(荷物を捨てる、走って逃げる、通報する)
一般社団法人 日本防災教育訓練センター 代表理事/
一般社団法人 日本国際動物救命救急協会 代表理事
サニー カミヤ
サニー カミヤ
元福岡市消防局レスキュー隊小隊長。元国際緊急援助隊。元ニューヨーク州救急隊員。台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超える。世田谷区防災士会理事。G4S 警備保障会社 セキュリティーコンサルタント、FCR株式会社 鉄道の人的災害対応顧問、株式会社レスキュープラス 上級災害対策指導官。防災コンサルタント、セミナー、講演会など日本全国で活躍中。特定非営利活動法人ジャパンハート国際緊急救援事業顧問、特定非営利活動法人ピースウィンズ合同レスキューチームアドバイザー。
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今回、事件に遭われた被害者の方々のご冥福を心からお祈りすると共に、ご家族や関係者の方々に心からお見舞いを申し上げます。治療中の被害者の方々、また、居合わせた児童や被災児童の友達の心の傷が深まらないよう、周囲の配慮を心から願います。
2019年5月28日午前7時45分頃、神奈川県川崎市多摩区の小田急線・JR登戸駅付近路上でスクールバスを待っていた小学生17人と大人2人の合わせて19人が柳刃包丁のような刃渡り30センチほどの包丁で刺されるなどして、いずれも東京都内に住む小学6年生の女児(11)と、外務省職員の男性(39)が死亡した。またほかの17人も重軽傷を負った。
19人刺される 首の刺し傷が2人致命傷に… 川崎市(19/05/28)
ANNニュース(出典:YouTube)
警察によると、包丁による殺傷事件を起こしたのは川崎市麻生区に住む、岩崎隆一容疑者(51)で小学生たちを刺した後、警察により身柄を確保されたが、自ら首を刺して死亡し、自殺したとみられている。
捜査関係者によると、男は黒い服装をしており、所持品を確認したところ、リュックサックの中に包丁をあわせて4本持っていたとみられるという。
現場近くで仰向けに倒れていた負傷者は刺傷による出血多量状態ではあったが、止血などの救命処置が行われていなかった模様。また、かすり傷を負ってランドセルを背負ったカリタス学園の児童の男の子がショック状態で座り込んでおびえた状況であったと伝えられている。
目撃者によると最初に刺されたのはバスを最後列で待っていた子どもの保護者である大人の男性で、車道から来た男に背中を刺されたという。刺された子どもたちは2列に並んでスクールバスを待っていた近くのカリタス小学校の生徒らだという。
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