大船渡報告(その1)・・三陸沿岸復興フォーラム

13日から15日にかけて大船渡の被災地を訪れました。その報告を、数回に分けてさせていただきます。

14日の午後、越喜来の三陸公民館で開催された、都市計画家協会主催の「第2回三陸沿岸復興まちづくりフォーラム」に参加しました。

三陸海岸に面する12の被災地区のコミュニティリーダーから、それぞれの地区の復興の取り組みについて報告がありました。安渡地区、崎浜地区、中赤崎地区、浦浜地区、甫嶺地区、細浦地区、碁石地区、広田地区、高田地区、鹿折地区、面瀬地区、大谷海岸地区からの報告は、現場で奮闘されているリーダーならではの、地域の対する愛情と復興への決意に満ちたもので、復興の主人公が地域そのものであることを、朴訥とした語り口から学ぶことができました。

地域の人のつながりを最優先で考える、地域の誇りや宝ものを大切にして未来を考える、行政との信頼関係を築きつつも依存しない様に取り組むといった、復興まちづくりの原点を確認することができました。

(出典:室﨑先生のFB)