子どもたちの考える「すべきこと」

街の散策はたっぷり2時間。いよいよここからマイタイムライン作りが始まります。疲れているかなぁという心配をよそに、みんな一生懸命取り組んでくれました!

マイタイムライン作成の前に、被害に遭われた方のお話をうかがう事で、とても想像がしやすかったのではないかと思います!

「水があふれる前に避難するんだよ!」「その前に何をするの?!」

「お仕事で使うものを2階に運んだって言ってたね」「車がダメになったって言ってたね」

「何を持っていく?!」「何を着ていく?!」

今回、班ごとにみんなで取り組んでもらったので、大きく印刷された「逃げキッド」のマイタイムラインにはシールではなく、思いついたやるべきことを付せんに書いて、バンバン貼ってもらいました!

この作業が楽しかったのか、多く貼りすぎて、文字が読めなくなってしまった班もあったけれど、いろんなことを一生懸命書いてくれました。

印象的だったのは、
○通帳、印鑑の準備
わたしが防災士になる時に「これを準備すべきだったか」と驚いたもの。子どもでこれを思いつくって、そんなに預金があるのかな?!

そして、

○トイレ
これは避難する前にトイレに行くだったか、簡易トイレを用意するだったのか、どちらにしても素晴らしいですね。トイレが使えなくなることや、トイレットペーパーも忘れずに持って行くことをお勧めさせてもらったかんね。

○いもうとをつれていく
お姉ちゃんさすがです!

○はなれているおじいちゃんおばあちゃんにぶじをつたえる。
なんだか泣けます。

それと、わたしのマイタイムラインに、下妻でマイタイムライン講座を受けた時に書き足した、「避難する前にブレーカーを落としていく。」という事を伝えたのですが、理由を聞かれて、 はて?! 一瞬固まってしまいました。

なんでだっけ?!

理由をすっかり忘れていたのです。それは、通電後火災の恐れがあるからなのですが、常日頃からなんのために備えるのか考えることが重要だと訴えてきたのに、行動として覚えてしまった悪い例かもしれません。もちろんなんのためか分からなくても、できていればOKということもありますけどね。

こちらも参考にしてください。
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h20/11/question.html

皆さんもマイタイムラインもう作りましたか?
トライしてない方は是非!

これらは何でしょう? 次回をお楽しみに

次回は、ちょっくら備蓄できそうな乾物の防災食について書くべと思っています。目からウロコでした!出会いました(興奮気味)。

(了)