2019/04/25
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
子どもたちの考える「すべきこと」
街の散策はたっぷり2時間。いよいよここからマイタイムライン作りが始まります。疲れているかなぁという心配をよそに、みんな一生懸命取り組んでくれました!
マイタイムライン作成の前に、被害に遭われた方のお話をうかがう事で、とても想像がしやすかったのではないかと思います!
「水があふれる前に避難するんだよ!」「その前に何をするの?!」
「お仕事で使うものを2階に運んだって言ってたね」「車がダメになったって言ってたね」
「何を持っていく?!」「何を着ていく?!」
今回、班ごとにみんなで取り組んでもらったので、大きく印刷された「逃げキッド」のマイタイムラインにはシールではなく、思いついたやるべきことを付せんに書いて、バンバン貼ってもらいました!
この作業が楽しかったのか、多く貼りすぎて、文字が読めなくなってしまった班もあったけれど、いろんなことを一生懸命書いてくれました。
印象的だったのは、
○通帳、印鑑の準備
わたしが防災士になる時に「これを準備すべきだったか」と驚いたもの。子どもでこれを思いつくって、そんなに預金があるのかな?!
そして、
○トイレ
これは避難する前にトイレに行くだったか、簡易トイレを用意するだったのか、どちらにしても素晴らしいですね。トイレが使えなくなることや、トイレットペーパーも忘れずに持って行くことをお勧めさせてもらったかんね。
○いもうとをつれていく
お姉ちゃんさすがです!
○はなれているおじいちゃんおばあちゃんにぶじをつたえる。
なんだか泣けます。
それと、わたしのマイタイムラインに、下妻でマイタイムライン講座を受けた時に書き足した、「避難する前にブレーカーを落としていく。」という事を伝えたのですが、理由を聞かれて、 はて?! 一瞬固まってしまいました。
なんでだっけ?!
理由をすっかり忘れていたのです。それは、通電後火災の恐れがあるからなのですが、常日頃からなんのために備えるのか考えることが重要だと訴えてきたのに、行動として覚えてしまった悪い例かもしれません。もちろんなんのためか分からなくても、できていればOKということもありますけどね。
こちらも参考にしてください。
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h20/11/question.html
皆さんもマイタイムラインもう作りましたか?
トライしてない方は是非!

次回は、ちょっくら備蓄できそうな乾物の防災食について書くべと思っています。目からウロコでした!出会いました(興奮気味)。
(了)
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!の他の記事
おすすめ記事
-
自社の危機管理の進捗管理表を公開
食品スーパーの西友では、危機管理の進捗を独自に制作したテンプレートで管理している。人事総務本部 リスク・コンプライアンス部リスクマネジメントダイレクターの村上邦彦氏らが中心となってつくったもので、現状の危機管理上の課題に対して、いつまでに誰が何をするのか、どこまで進んだのかが一目で確認できる。
2025/04/24
-
-
常識をくつがえす山火事世界各地で増える森林火災
2025年、日本各地で発生した大規模な山火事は、これまでの常識をくつがえした。山火事に詳しい日本大学の串田圭司教授は「かつてないほどの面積が燃え、被害が拡大した」と語る。なぜ、山火事は広がったのだろうか。
2025/04/23
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/22
-
帰宅困難者へ寄り添い安心を提供する
BCPを「非常時だけの取り組み」ととらえると、対策もコストも必要最小限になりがち。しかし「企業価値向上の取り組み」ととらえると、可能性は大きく広がります。西武鉄道は2025年度、災害直後に帰宅困難者・滞留者に駅のスペースを開放。立ち寄りサービスや一時待機場所を提供する「駅まちレジリエンス」プロジェクトを本格化します。
2025/04/21
-
-
大阪・関西万博 多難なスタート会場外のリスクにも注視
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。約14万1000人が訪れた初日は、通信障害により入場チケットであるQRコード表示に手間取り、入場のために長蛇の列が続いた。インドなど5カ国のパビリオンは工事の遅れで未完成のまま。雨にも見舞われる、多難なスタートとなった。東京オリンピックに続くこの大規模イベントは、開催期間が半年間にもおよぶ。大阪・関西万博のリスクについて、テロ対策や危機管理が専門の板橋功氏に聞いた。
2025/04/15
-
BCMSで社会的供給責任を果たせる体制づくり能登半島地震を機に見直し図り新規訓練を導入
日本精工(東京都品川区、市井明俊代表執行役社長・CEO)は、2024年元日に発生した能登半島地震で、直接的な被害を受けたわけではない。しかし、増加した製品ニーズに応え、社会的供給責任を果たした。また、被害がなくとも明らかになった課題を直視し、対策を進めている。
2025/04/15
-
-
生コン・アスファルト工場の早期再稼働を支援
能登半島地震では、初動や支援における道路の重要性が再認識されました。寸断箇所の啓開にあたる建設業者の尽力はもちろんですが、その後の応急復旧には補修資材が欠かせません。大手プラントメーカーの日工は2025年度、取引先の生コン・アスファルト工場が資材供給を継続するための支援強化に乗り出します。
2025/04/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方